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Cacao Amigos/セミナー コラボ 販売代理店

ARAUCA

肥沃な大地から生まれる、カカオ

全長2.000mを超える南アメリカ大陸の大河・オリノコ川の河口流域に広がるアラウカ県。LLANO(ジャノ)と呼ばれる広大で平坦な大地が川からの栄養と降り注ぐ雨をたっぷりと含んで、肥沃で草いきれの立ち込める豊かな世界を生み出します。カカオの他には米栽培や畜産業が有名な土地で、カカオ産地を訪れる道中は必ずと言って良いほど、あたり一面に広がる米の稲穂や、白やマダラの牛たちの姿を目にします。

その雨が流れ込むアラウカ川は野生の王国。水しぶきとともにあらわれる希少動物の“ピンクイルカ(アマゾンカワイルカ)”が目の前でドルフィンジャンプをし、川岸で“カイマン(ワニの一種)”が日光浴している姿が見られ、600種を超える野鳥の美しいさえずりを耳にすることができます。地上ではカピバラの親子がのんびりと道路を横断する様子、朝夕には牛の群れの大渋滞がまるでいつものことのように起こり、川から近いカカオ農園では時折サルやリスを見かけます。

カカオ

親から子へ、3世紀に渡って継がれるカカオ文化

アラウカにおけるカカオ栽培は3世紀に渡って継がれてきたもので、世代から世代へと伝えられてきました。ベネズエラとの国境沿いの町アラウキータでは、家々の壁にカカオの絵が描かれていて、町の中央にはカカオを収穫する人々のモニュメントが飾られています。

人々の生活の中に根付いている「カカオ」という名の文化。それは一つの伝統として長い時間をかけて培われてきました。この地で生まれるカカオの特徴は甘く、官能的な香り。その個性が国際的なカカオコンクールで評価を受けたのは2011年のこと。以降ヨーロッパ、アメリカなど世界各国からチョコレート関係者がこの地を訪れるようになりました。

私たちがこの地のカカオの開発を始めたのも丁度同じ頃。出会うカカオの美しさと、花々やはちみつを思わせる透き通った香りに魅了され、幾つもの特別なチョコレートを作り上げてきました。芳醇な香りと上品なカカオの味わいはこの地ならでは。

東から登る太陽が水面に煌めき、黄金色に輝くアラウカ川。その流れのようにカカオの文化は次の世代へと伝えられ、その美しい香味は世界へと繋がっていくのです。